今回はPMMPプラグイン講座、ということで、やはりまずはそのための環境構築から解説していこうと思います。
初心者向けの記事になりますので、「そんなのもう知ってるんだよ!!」という方は適度に読み飛ばしてください。

準備するもの

  • PMMP本体のphar & DevTools
  • PHPバイナリ
  • スタート用スクリプト
  • テキストエディタ

とりあえず、まずはサーバーのデータを保管するフォルダを作りましょう。
容量に余裕のあるドライブを選択して、わかりやすい場所にフォルダを作成します。
(今回の例では、D:\PMMP = Dドライブ直下 にPMMPフォルダを作っています)

PMMP本体のphar & DevTools

PMMP本体のPharは、PMMPを動かす上で必須です。当然ですが。
Pharファイルは、Googleなどで調べていただければ分かりますが、PHPARchive という形式です。
詳しくは説明しませんが、PHPファイルなどをひとまとめにして実行しやすいようにしたものだと思ってください。
また、DevToolsはプラグインをソースコードのまま読み込めるようになる、開発には必須のツールです。
入れないと毎回pharファイルに圧縮する必要があります。

ダウンロード先:
Phar: https://github.com/pmmp/PocketMine-MP/releases
DevTools: https://jenkins.pmmp.io/job/PocketMine-MP/

リンク先に飛ぶと、Pharは最新のリリースから PocketMine-MP.phar を、DevToolsはビルド履歴の表が出てくるので、最新のビルド番号をクリックして、DevTools.phar をダウンロードし、最初に作ったフォルダに入れておいてください。#のあとの番号が大きいものが最新です。
写真の例では#1363が最新版ということになります。

 

PHPバイナリ

PMMPはPHPという言語で動いています。
その人間にわかりやすいPHP言語をコンピューターが理解できるように機械語に変換するための言語プロセッサがバイナリです。

ダウンロード先: https://ci.appveyor.com/project/pmmp/php-build-scripts/build/artifacts

スクショのように、赤枠で囲われている
php-7.X.X-vcXX-x64.zip (Xは数字)」をダウンロードしてzipファイルを展開、これも最初に作ったフォルダに入れておいてください。

 

スタート用スクリプト

ここまでプログラムを動作させるための環境づくりをしてきましたが、このままでは手作業で毎回コマンドを打たないとPMMPを起動することができません。
面倒ですね。ということで、それをワンクリックでできるスクリプト(プログラムの一種)があるのでそれを入れます。

 

まず、最初に作ったフォルダ内で「start.txt」ファイルを作成します。

コピー先: https://raw.githubusercontent.com/pmmp/PocketMine-MP/master/start.cmd

このリンク先から書いてある内容をすべてコピー(Ctrl + A)し、start.txtを右クリック、「編集」を左クリックし、start.txtをメモ帳で開けるのでそこに貼り付け(Ctrl + V)します。

このようになると思います。
ファイル > 上書き保存 をクリックするか、 Ctrl + S で保存したら閉じてください。
その後、start.txtstart.cmd に拡張子を変更します。
start.txt を右クリックし、「名前の変更」をクリックして変更してください。ここまでの作業で以下のようになれば成功です(アイコンは違っても構いません)。

ここで、start.cmdをクリック(もしくはダブルクリック)するとサーバーが起動するはずです。

この画面では、使っている言語を選びます。
jpn
と入力しましょう。
すると日本語で設定が出てくるので、指示通り入力しましょう。

アップデートが来たときには、PocketMine-MP.pharをGitHubからダウンロードし、サーバーフォルダ内のものと入れ替えてあげればサーバーをアップデートできます。

テキストエディタ

テキストエディタは、身近な例でいうとWindowsについている「メモ帳」のような文字列を編集するものです。
しかし、メモ帳では Shift-JIS という文字コードを使用しており、プラグインなどのプログラミングには向きません。
プログラムで使われる文字コードは主に UTF-8 という文字コードで、それに対応した様々なテキストエディタの中から自分に合ったエディタを選んで使う必要があります。

詳しく説明すると記事がかなり長くなってしまうので、要点をかいつまんで説明します。

*文法チェック機能があるものを!

文法チェック機能があるだけで、開発速度が大きく変わります
もちろん敢えて文法チェック機能がないものを選んでも構いません。そのほうがPHPの仕様をより体感できるでしょう。

*できれば動作が軽いものを!

説明する必要がないぐらい重要ですね。
できれば、ぱぱっと編集して、ばっ、とやる気を失わないうちに勢いでコーディングしちゃいたいですからね。

初心者におすすめのテキストエディタ

※無料、初心者向け、という観点から筆者が個人的な順位をつけています。

1. Visual Studio Code (VSC)

◎: 日本語対応
○: 文法チェック
△: 少し起動が遅い

初心者の方におすすめしたいエディタです。
文法チェックを有効にするために、PHPの拡張機能をインストール後、PHPのバイナリへのパスを入力する必要がありますが、それさえしてしまえば文法チェックしてくれますし、色分けも最初からしてくれます。
また、日本語に最初から対応しているのもおすすめできる大きなポイントです。

2. SublimeText3

×: 日本語対応
△: 文法チェック
◎: 超高速

メモ帳に代わるものを求めている方におすすめです。
超高速で起動し、重いファイルを開いても軽快に動作します。そのかわりと言ってはなんですが、文法チェック、日本語対応を有効にするために一手間かかります。
有料版が存在し、ファイルを保存するときたまに「買わないか?」というメッセージが出てきます。

3. Atom

△: 日本語対応
○: 文法チェック
△: 拡張機能を入れると遅め

プログラマー御用達のGitHubが作ったテキストエディタです。
文法チェック、日本語対応を有効にするために一手間かかりますが、前述のSublimeText3より簡単にできると思います。
完全無料ですが、拡張機能を入れていくと動作が重く感じます。

今回は開発環境構築だけで終わってしまいましたが、次からプラグインだと思います。
プラグインを書きたい方はもう少しお待ち下さい。

P.S.
最近疲れが溜まっていてなかなかつらいのですごく寝るときがあります